ご注文は省エネ住宅ですか?

あけましておめでとうございます。

本年も昨年と変わらず、1棟1棟丁寧な家づくりを心がけてお仕事させていただきます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


さて、昨年末国土交通省から1冊の冊子が届きました。

“ご注文は省エネ住宅ですか?”というタイトルです。

これは令和3年4月から改正建築物省エネ法が全面施行となり新築住宅など建てる際に

その住宅が省エネ基準を満たしているかどうかを、建築士が建築主に説明する

『説明義務』が法律で課せられることになるのです。



言い換えると法律で定められた義務なので家を建てる際に説明がない会社はもちろん論外ですし

法律違反ということになります。

ミライエ建築工房ではすでに何年も前からエネルギー計算をし省エネ基準をお施主様に

伝えてきましたので新たに省エネ法が定められても全く問題ありません。


近頃は温暖化や異常気象などの対策として住宅にも環境に配慮した省エネルギー化が

求められています。

そこで建築士が建築主に対して建てるお家が省エネ基準に適合しているかどうかや

基準に適合しない場合の省エネ性能確保のために必要となる変更内容を説明する制度が設けられました。


住宅の省エネ基準には外皮性能と一次エネルギー消費量基準の2つがあります。

高断熱、高気密に造られた家は暖房や冷房が効率的に使用できます。

さらに高効率な設備を備えることでエネルギーの使用量が少なくなります。

省エネ家電が普及しているように住宅も省エネ住宅の時代がとっくに来ています。


また高気密、高断熱のお家は部屋の温度差が少ないので快適に生活できます。

各部屋の温度差が少ないということは家族の健康にも繋がりますね!

最近CMでも目にしますが家の中でヒートショックで亡くなる人は今や年間約19000人

と言われています。

交通事故で亡くなる人は車の安全性能の向上により年間で約3000人です。

6倍以上もの人がお家の劣悪な環境で亡くなっていると思うといかに高断熱なお家が重要か

ということがよくわかります。


断熱性能が低いと温度差だけではなく結露によってカビやダニも発生しやすいです。

小さいお子さんがいたりしたらなおのこと心配ですよね!

住む環境は健康にも直結しているんです。

毎日暮らすお家だから快適に健康に暮らしていただきたいです。


また太陽光発電システムや蓄電池を設置することで災害時にも頼りになると言われています。

もともと断熱性能が高いお家なら寒い冬でも万が一電気の供給がストップしても生きていけます。

太陽光発電があれば太陽がでている日中は電気を使うことができます。

いつ起こるか分からないのが災害です。

万が一の時への備えも大事ですよね!


メリットはここまでの説明でご理解いただけたと思いますが、当然それだけの仕様アップは

建築費のアップにも繋がると心配される方もいらっしゃると思います。

確かに建築費はアップします!

ただ月々の光熱費は削減できるので長い目で見れば結果経済的です。


簡単に試算することもできて、仕様アップを300万したとしても35年住宅ローンを払い終える頃

その300万を回収しさらに500万ほど省エネ住宅の方がお得ということはわかっています。

逆を言うと省エネ住宅でないと800万ほど余計にお金を払う結果になってしまうということです。

目に見える建設時の費用だけに捕らわれてお家を建ててしまうと、結果損をすることになってしまいますね。


なので家づくりは生涯支出で考えた方が損をしなくて済むと思います。

ミライエ建築工房ではそんな生涯支出が目で見てわかるようにお施主様には建築前にライフプランを

行っていただき、安心して家づくりをしていただいています。

話はそれましたが、これから建てる家がどんな性能なのか、光熱費は試算でいくらになるのか、

そういった話をきちんとしてくれる会社で家づくりすることをおすすめします。


ご注文されているのは省エネ住宅ですか?

今一度確認されることをおすすめします!



ミライエ建築工房

松川町、高森町、喬木村、豊丘村、中川村、飯島町で注文住宅を建てるならゼロ・エネルギー住宅が標準の、ミライエ建築工房にお任せください。本物にこだわった新築、リノベーションを設計施工で行います。

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